★大菅選手のご両親に聞く
−− 小百合さんのオリンピック出場おめでとうございます。
大菅 ありがとうございます。
−− 今の心境は。
大菅 自分の子供がオリンピックに出場することは、今でも信じられないです。夢みたいですね。
−− 小百合さんの小さいときは、どんな子だったのですか。
大菅 元気の良い、体はわりと丈夫な子でした。負けず嫌いで、何でも自分のことは自分でやっていましたね。
−− スケートを始めたのは、いつごろからですか。始めたきっかけは。
大菅 たしか三歳のときだったと思います。「小学校の記録会で滑れないとかわいそうだよ」と、回りのお母さん方から進められたのが始めたきっかけでしたね。
−− 小、中学校のころは、スケートのほかに何かスポーツはやっていたのですか。
大菅 四歳ごろから小学六年まで空手を。中学ではソフトボールをやっていました。本当は野球を一番やりたかったようでしたが。女子でしたので…。とにかくスポーツは大好きだったようです。
−− 小百合さんを育ててきた中で、特にこうしてきたと言う子育て論的なものは。
大菅 そうですね。親としては、「やりたいことは何でもやらせてあげたい」が持論。しかし、やるからには中途半端ではなく、やめるにしても、ある一定のところまではやること。そして、後悔のないように。また、人には迷惑を掛けないように、と子供たちに言ってきたつもりです。
−− 今や大菅選手は、標津町民の誇りであり、日本を代表する選手です。オリンピックでの活躍を期待しています。両親から町民の皆さんに一言どうぞ。
大菅 激励会(十二月三十日)では、多くの皆さんに来ていただき、本人もすごく喜んでいました。ありがとうございました。皆さんの温かいご声援のお陰で、オリンピックに出場することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願いします。
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