大菅小百合選手
日本自転車競技連盟強化合宿
Text&Photo by 米田昌浩(PRISM)
2002.9.1〜2



9月1日〜2日 日本自転車競技連盟強化合宿(静岡県・修禅寺)

 10月に韓国・釜山で行われる、アジア大会自転車競技女子500mタイムトライアルに日本代表選手として出場する大菅小百合選手は、日本自転車競技連盟の合同強化合宿に参加しました。
 自転車の本格的なトレーニングにはまだ慣れてないせいか、時々戸惑いの表情を見せながらも、持ち前の明るさと運動神経で、トレーニングをこなしていました。
 また、全日本チームの人たちともすっかり溶け込んだようで、本業のスケートの合宿と
は、また一味違った雰囲気を楽しんでいるようでした。
 例のごとく、また雑誌の取材ということで合宿にお邪魔した米田ですが、合宿先で大菅選手を見つけて、まず最初に話題になったのが、例の掲示板での書き込みのことでした。
大菅選手は、かなり困ったような表情を浮かべ、練習終了後のインタビューでその話題に触れた時には「正直、かなり凹んだ」ともらしていました。
 ですが、大菅選手の気持ちとしては、アジア大会選考レースでスタートに失敗してしま
い、失敗レースで自転車を終わって、スケートに戻るよりも、自転車での失敗をアジア大会できっちり取り戻して、より良い精神状態で本業のスケートシーズンに臨みたいと、意欲を見せていました。
 掲示板の書き込みに関しては、いろんな人に相談したようですが、もちろん誰も大菅選
手を責める人はいなく、かえっていい経験ができたと、今は前向きに考えているようです。
 それと、みなさんも気になっていると思われる初日の練習での転倒というアクシデントですが、掲示板にもちょっと書き込んだ通り、たいした怪我ではなく、転倒した後も普通に練習をこなしていたので心配ないと思います。
ただ、傷口が火傷の跡のようになっているので、骨や筋肉よりも皮膚の状態が良くないようですね。
 大菅選手自身も言っている通り、アジア大会に向けての課題はスタートです。なので、練習後半は自分から志願してスタートの練習を何度も繰り返していました。また、その横では自転車連盟のコーチと三協精機の今村監督が身振りを加え、スケートのスタートと自転車のスタートでの、筋肉の使い方の違いに
ついて、あれこれと対策を考えているような光景が印象的に映りました。
 スケートでは、後ろに置いた足で一歩目を強く蹴り出してスタートしますが、自転車の場合、前に持ってきた足でペダルを強く踏み込んでスタートを切るので、その辺の感覚の違いを、どう身体に覚えさせたらいいのかということを、いろいろと検討していたのだと思われます。
 その他にも、まだまだ課題はあるのでしょうが、アジア大会まではもう僅かな時間しか残されてません。合同合宿が終わってからも、大菅選手は個人合宿に励んでいます。
 とにかく悔いの残らないレースをして、気分よく本業のスケートシーズンに入って欲しいと願うばかりです。







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